安価でできるブランデーメロンの作り方

呑めなくても酔っ払い気分?ブランデーメロンの甘い魅力

「ブランデーメロンって…何それ?」

先日お母さんの力を借りてフルーツブランデーを作ったマイコさん。日々美味しく頂いていましたが、実はまだ飲みきれていません。お母さんやお姉さんも手伝ってくれてはいるのですが、元々甘いお酒をあまり飲まない人たちなのです。そろそろ皮が漬け込みすぎて、苦くなるかもしれないな…と焦っていた矢先、お友達が「ブランデーメロン」というレシピを教えてくれました。真中から両断したメロンの窪みにブランデーを入れ、アイスクリームなども入れて楽しめる…と聞くととてもそそられるものがありましたが、メロンなんて高くて早々には買えません。何かよい方法はないのでしょうか?

「そっか、カットメロンでも別にいいよね」

帰りにコンビニに寄ってみると、メロンが細切れになってパック売りされているのを見つけ、思い立ったマイコさん。別に本物のマスクメロンでなくとも、丸のままじゃなくともいいのです。雰囲気が楽しみたいだけなのですから。そうと決まればそのメロンを購入し、ついでにバニラアイスとレアチーズケーキを買ってみました。

家に帰って早速メロンを半分に分けてお皿にあけ、片方にバニラアイス、もう片方にレアチーズケーキを添えたマイコさん。もう既にかなり熟成されたオレンジのフルーツブランデーを、さしあたりアイスの方にかけます。スプーンで掬って口に入れてみると…驚きの美味しさです。本来ならばブランデーの原液を使うレシピなのですが、オレンジの爽やかさと甘さが相まって、スイーツとしてはこちらの方が完成されています。

今度はチーズケーキにかけてみました。メロンはやはりバニラアイスの方が相性が良かったと思いますが、オレンジとはチーズケーキの方が合うようです。チーズのまろやかさとオレンジの爽やかさが重なり、新しいケーキの味になりました。お酒は飲むだけでなく、お菓子に新しい息吹を吹き込む効果もあるんだなあ、と感慨深く思いつつ、うっかり全て完食してしまったのでした。