シャンパンが飲みにくい場合に混ぜるもの

同期の誕生会でシャンパンが…ジュースで割れる?他に方法は?

「誕生日会の乾杯がシャンパンなんて聞いてないよ…」

今日はマイコさんの同級生のお誕生日会。何人か同じ時期の人々が重なっていましたから、サークルを挙げてお祝いすることになりました。多分いつも通り適当に缶ビールやチューハイを持ち寄って乾杯するものだと思っていたら、F先輩が張り切ってシャンパンを用意してくれたそう。どうやらおうちがバーを経営しているそうで、余程上等なお酒でなければいつでも手に入るとのことです。お酒好きな部員たちは盛り上がっていますが、マイコさんはシャンパンはまだ飲んだことがありません。「乾杯が終わったら適当に捨てていいから」なんて言われましたが、先輩が持ってきてくれたものを無下にするわけにもいかず…どうすればよいのでしょう?

「これ、桃のジュースなんだけど、よかったら使って?」

「マイコちゃん、シャンパン初めて飲むんだって?」と気遣ってくれたのは当のF先輩。戸惑っている子がいるのを聞いて、飲めそうにない子にネクターを配ってくれました。お言葉に甘えて入れてみると、独特のえぐみが桃の果汁に緩和されてとても美味しい!普通のピーチジュースよりも果汁が凝縮されているので、何だか果肉が入っているようにも感じます。

シャンパンは元々あまり割らないお酒だそうで、飲みにくい場合は苺やライムなどの果肉を潰して入れるのがよいのだとか。ただ今回のように手間がかけられない時は、オレンジジュースやピーチジュースを入れると「ミモザ」や「ペリーニ」というカクテルになるのだと教えてもらいました。「ただの桃ジュースより、少し濃い方が美味しいと思って」とお酒の弱い子のために予め買ってきていたというF先輩の考えはてき面。コルクを抜いてしまったからには飲み終えなければならないシャンパンも、すぐに空になってしまいました。