飲み会前の悪酔いしないための注意点

吞み会前には何をすればいい?悪酔いしないテクニック!

「すっかり飲めるって誤解されてる…」

先日からまさかとは思っていたものの、サークル内でもすっかり「飲める人」の位置に据えられてしまっていたマイコさん。弱くはないものの苦手なお酒はまだまだ沢山あるし、特別に飲めるわけではないと説明しても、部員たちは信じてくれません。このままでは必要以上に飲まされるのではないか?いつか羽目を外してしまうのではないか?と不安が過ります。一応気を付けてはいるものの、何か飲み会の前に注意しておけることはないのでしょうか?

「飲み会の前に乳製品をとり、出来れば栄養ドリンクを飲んでおきなさい」

お姉さんに相談すると、さすが百戦錬磨。さらっと簡潔に答えを導き出してくれました。まず、空きっ腹の状態でアルコールを入れると、急激に吸収されて悪酔いしやすいため、絶対NGとのこと。乾杯の前に料理を食べられればいいけれど、先輩やOBの手前それは無理だろうから、待ち合わせの直前に飲むヨーグルトやミルクたっぷりのコーヒー飲料を飲んでおいて、可能なら栄養ドリンクも摂取しておくこと、ときつく言われました。

また、どれも飲みやすく工夫したとしても、原液の種類をごちゃまぜ、所謂「チャンポン」するのは絶対ダメだというのも教わりました。カクテルなどでは特に看過しがちですが、今何杯目か、というのを忘れやすいのがチャンポンの難点。医学的には蒸留酒と醸造酒を混ぜても悪酔いの原因にはならないと言われていますが、お姉さんからすれば結果的に同じ量を飲んだ時でもただ焼酎だけ飲んだ時と、ビールから焼酎、ワイン、ウイスキーと梯子した時とでは全く違うそうなので、やはり向き不向きがあるのだろうという話でした。マイコさんはまだ自分の身体が何のお酒を得意としているのか分からない状態なので、飲み方を間違えやすいとも。

差し当たり直前に必ず乳製品と栄養ドリンク、とそれだけを頭にインプットして、マイコさんは家を出ます。今夜は飲み会です。